みなさん、こんにちは。強度HSP(繊細さん)のもくもくです。
HSPさんって、深く考え込んでしまうことが多いですよね。
- みんなが気にしないような些細なことが気になる・・・
- すぐに気にしてしまう自分をなんとかしたい!
- いちいち深く考え込んでしまって疲れるから人と関わるのがめんどくさい
- もっと鈍感に生きられたらいいのに!
こんな方に向けてこの記事を書きました。

頭の中が常にフル回転で疲れちゃってるHSPさんはぜひ見てみてね~
HSPが気にしすぎ・考えすぎ・悩みすぎてしまうのは当たり前と知ろう
HSPのDOESという性質から考えよう


HSPとはそもそも気にしすぎ・考えすぎ・悩みすぎてしまう生き物です。
なぜなら、HSPさんはDOESという以下の4つの性質を持ち合わせている人のことだからです。
- Depth of processing=深く考えて情報を処理する
- Overstimulation=刺激に対する反応が大きい
- Empathy and emotional responsiveness=感情移入して共感しやすい
- Sensitivity to subtleties=繊細な感覚がある



深く考える、小さなことにも大きく反応する、人に感情移入しやすい、繊細…あれ、これって…
そう、どれらも「気にしすぎ」「考えすぎ」とも言い換えることができますよね。
なので、HSPさんが気にしすぎたり考えすぎたりするのは当たり前のことなんです。
そしてこれは生まれつきのものであり、残念ながら経験や練習や気の持ちようで変わるものではありません。
しかし、これらは一見短所に思えるかもしれませんが、素晴らしい才能でもあります。



これが才能ってことについては、次の章で説明していくで~
また、このDOESという性質やHSPについて深く掘り下げた記事もありますので、ぜひ参考にしてください。


HSPさんは気にしすぎ・考えすぎる自分を責めないことが大事
HSPが気にしすぎ・考えすぎるのは才能であり個性


上記で、そもそもHSPさんは気にしすぎたり考えすぎたりする性質を生まれつき持ち合わせていると説明しました。
ここで覚えておいてほしいのは、HSPさんには気にしすぎたり考えすぎたりする自分を責めないでほしいということです。
気にしすぎてしまうときって、辛いし心が落ち着かないですよね。
ですが、それはあなたの特性であり個性です。
様々なところにまで細やかに気を回せる特性を持っているからこそ「気にしすぎる」という状況になるんです。



優しくて、よく気が付いて、人を思いやれる才能ってことなんだにゃ
なので、気にしすぎてしまう自分を、どうか責めないでほしいと思います。
HSPさんは、気にしてしまう自分を二重で責めがち


HSPな自分のこと、以下のように責めていませんか?
- 他の人は誰も気にしないようなことでいちいち悩んでしまう自分が嫌だ
- 考えないように努力しているのに気が付くとついつい考えてしまっている
- クヨクヨしてちゃいけない
- もっと前向きにポジティブにいかなければ
これらの考え方は、全ていったん手放してみてください。
ネガティブなあなたも、クヨクヨしてしまうあなたも、それでOKなんです。
なぜなら、それがHSPというものだから。
そして、それは他の人が気付けないところに気付きてを差し伸べたり、深く考えて行動できたりする才能だからです。



気にしすぎて疲れてしまうHSPさん。
ただでさえ辛くなりやすいんだから、気にしすぎる自分を更に責めることだけはしないでにゃ。
二重で自分を苦しめることになっちゃうにゃ。



気にしすぎる性格は、決してよくないことやないんやで。
これだけは覚えといてや。
HSPさんは、思う存分クヨクヨしよう


HSPさんが気にしすぎたり考えすぎたりしてしまうときには思いっきり悩みぬきましょう。
思う存分、クヨクヨ悩んでいいんです。
何度も書いているように、HSPさんが気にしすぎてしまうのは生まれ持っての性質。
考えないようにしようと変に頑張ると、自分を押し殺すことになってしまいますし、性質に合っていないので余計に苦しいです。
なので、よーし、思いっきり悩むぞ! と意気込んで、気の済むまで悩んでください。
このとき、「また悩んじゃった」とか「こんなめんどくさい自分なんて…」とか思うのはなしですよ。悩んでいいのです。
すると、悩みぬいたある時点で、「ああ疲れた、もうこれでいいや!」となったり、「こんだけ考えたんだからもういいだろう」と満足できたりするものです。
コツを掴むまでは少し試行錯誤がいるかもしれませんが、これは結構オススメの方法です。
気が済むまで悩みつくした方が、無理して考えないようにするより案外早くモヤモヤから復活できたりしますよ。
復活できなかったとしても、そんな自分にもマルをつけてあげてください。
繰り返しますが、悩んでもいいんですよ。
HSPさんは鳥の目の視点を持とう


前の章では、気にしすぎる自分を更に責める必要はないという話をしました。
でも、やっぱり気にしすぎたり考えすぎたりすると、辛いですよね。
そんな時は、鳥の目を持つことを意識してみてください。
「鳥の目」とは、広い視野で物事を見るということです。
反対に、近くて狭い視野で物事を捉える際は「虫の目」になります。
「虫の目」も必要不可欠な視点ですが、HSPさんは「虫の目」の傾向が強すぎて苦しくなりがちです。
鳥のように、大空から大きな視点で物事を意識的に捉えてみてください。
例えば・・・
- LINEの返信が来ないとき
- 虫の目:何か変なことを言ってしまったのだろうか
- 鳥の目:相手も忙しいのかもしれない、返信が来なくても大きな問題が起きる訳じゃない
- 周りの友達が何人か連続で結婚した時
- 虫の目:みんな結婚しちゃったから私も早く結婚しなくちゃ
- 鳥の目:みんなって言っても周りの数名だけ、結婚していない人も普通にいる、結婚しなくても幸せな人は沢山いる、焦って適当に結婚することが幸せとは限らない、自分はどうしたいか考えよう
こんな風に、少し俯瞰的に捉えることで、ちょっと楽になることもあります。
同じことばかりをグルグル思考してしまって辛いHSPさんは試してみてください。



大丈夫、生きとるだけで丸儲けやで!
非HSPの周りにいる人に聞いてみよう


「鳥の目」が難しい場合、他の人の目を借りてみるのも有効です。
特に、大らかで細かいことは気にしないタイプで話しやすい人がいれば、ぜひその人に意見を聞いてみましょう。
オカンとかアネキ系の人に聞いてみるのがおすすめです(笑)
「そんなの大丈夫だよ~」
「私はそんなこと考えたこともないよ」
「何とかなるよ!」
そんな風に言ってもらえたら、ふっと力が抜けませんか?



ワシの飼い主は大学時代、勉強してもしても国家試験に合格できるか不安でたまらなかった時、大らかな友人に「そんだけやってりゃ大丈夫だって~」と定期的に言ってもらっとったで(笑)
そういう人の意見を積極的に取り入れていきましょう。
ただし、大らかな人の中には、大らかゆえにHSPさんが傷ついてしまうような言葉を悪気なく言ってしまうタイプもいますので、そこは注意しましょう。



大丈夫大丈夫、一旦ぼくとお昼寝して落ち着くといいにゃ~
まとめ:HSPさんはとことん気にしすぎ・考えすぎていい


今日はなしたことをまとめると、以下のようになります。
- HSPさんはそもそも気にしすぎ・考えてしまう生き物
- 気にしすぎ・考えすぎることを自分で責めない
- 気が済むまで悩んだ方が抜け出せるのも早い
- 苦しい時は「鳥の目」で俯瞰的に物事を捉える
- 「鳥の目」が難しい時は人の意見を参考に(人選は慎重に)
なるべくなら非HSPのように、小さいことを気に病んだりはしたくないもの。
でも、それがHSPなんだからしょうがない。
それを認めて、HSPさんなりに解決できる方法を試していきましょう。
そして、あなたの繊細さという才能が、あなたを苦しめる方ではなく、誰かを助ける方に惜しみなく使われることを願っています。
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