皆さんは、心と体が疲れた時の自分だけの回復方法、持ってますか？
手術室で身を粉にして働いていたころ、私の回復方法はひたすら眠ることだけでした。
でも、休職して時間に余裕ができたことで、新しい回復方法が出来ました。
心も身体も落ち着いたとき、眠る以外にも回復方法を見つけたので皆さんにシェアします。
木に触れる―自然を感じる方法として
リラックス方法として自然の中でゆっくり過ごすことは効果的とされていますよね。
自然といっても海や川で遊んだり、キャンプしたり、山登りをしたり、いろいろあると思います。
その中でも、HSP気質の私が特に気にいっているのは”木に触れる”ということです。
木に触れるとは？
なんじゃそりゃ、と思われるかもしれませんが、今からやり方を説明します。
読んで字のごとくなのですが、公園などに行って、大きな木に直接触れるんです。
天気がいい日が良いですね。
たくさん生えている木のうち、お気に入りの木を探します。
このとき、木を人のように一本一本個性のある生命体として考えて探すのがお勧め。
人と同じように、木とも相性があると思うんです。
その中で、なんとなくでも癒されるな、触れてもいいかな、と感じる木を見つけたら、そっと木に触れます。
気持ちがいいなと感じたら、木にもたれ掛からせてもらって、空を見上げます。
立っていても座っていても構いません。
すると、いろんなものを五感で感じられるはずです。
空の青さにも雲の形にも毎日違いがあること。風の柔らかさ。木の葉のこすれる音と匂い。木のごつごつした感触と冷たさ。
なにより、木は自分が生まれるずーっとまえからじっとここにいます。
どんなときも堂々と立っています。
そんな木と触れていると、こちらもその生きるエネルギーを分けてもらえるような気持ちになるんです。
木に触れることの良さとは？
何より癒される
自然の中に自分も一体化しているようで、非常に気分がよくなります。
手軽である
バーベキューや海水浴もいいけど、計画を立てて、ものを準備して、車で移動して…と、結構大変です。
楽しむ目的ならいいけど、休職するほど疲れているときにはそんな元気はありません。
また、HSP気質の方は休日くらいゆったり過ごしたい人も多いですよね。
その点、木に触れるだけなら近くの公園まで行くだけですし、持ち物もなにもいりません。
10分間木に触れて自然を感じるだけでも、ものすごく心身がリセットされて心地よくなれますよ。
一人でできる
これも、大きなメリットの一つです。
キャンプや川遊びのように誰かを誘う必要がありません。
HSP気質だったり、すごく疲れているときって、一人か、本当に気心知れた人とゆっくりしたいですよね。
その願いを、木は叶えてくれます。
ちょっとした注意事項
さて、木に触れる素晴らしさをたくさんお伝えしましたが、少しだけ注意事項も書いておきますね。
蚊に刺される
木の周りにはたくさんの草が生い茂り、自然に満ち溢れています。
当然、虫もたくさんいて、季節によっては蚊もたくさんいます(笑)。
場所を選ぶか、長居をしないか、長袖を着るか、虫よけグッズを使うか・・・対策しておくと安心です。
人の目が気になる・・・
木に触れるなんてちょっと怪しい人なんじゃ・・・
そう思う気持ちはわかります(笑)
すごくたくさん人がいるところではやりづらいかもしれません。
私は平日の昼間、田舎の方の人がいない公園を狙って行きます。
また、木の近くのベンチに座るだけでも気持ちはとても穏やかになると思います。
あるいは人がいても気にしない！ で思いっきりやっちゃうときもあります(笑)
公園だけでなく、木が植えてある穴場を探すのも楽しいかもしれません。
天候の罠
気持ちのいい秋晴れの日なんかは、木と過ごすのは最高に気持ちいいです。
ただ、真夏や真冬、雨の日などはなかなか難しい時もありますね。
ま、それは自然の営みなので仕方ありません、ほかの自然を楽しむアクティビティも同じですもんね。
でもその温度や天候も楽しめるようになれたら、どんなことも受け入れてそのひとらしく生きられるようになれたということ。
このブログタイトル「繊細な空模様」に込めた、どんな空模様もどんな気持ちも愛するというテーマを地でいっているということ。
きっと世界はもっと素晴らしいものになるでしょう。
木に触れて心も身体もリフレッシュしよう！
いかがっだったでしょうか。
木に触れるという行為は、休職中の荒んだ私の心を何度も癒してくれました。
自分なりの回復方法というのは人それぞれです。
HSP体質の私は、自然を楽しみたかったのですが、激しいアクティビティや大がかりな行動でリフレッシュすることはなかなかできませんでした。
もし私と同じように感じている人や、大がかりなアクティビティに行くのが難しい人は、一度この”木に触れる”を試してみてください。
あなたにあった回復方法が見つかることを願っています。
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